不安症について
カウンセリング東京:「不安症」
PTSD: 心的外傷後ストレス障害
トラウマになるような重大な出来事により動揺したりショックを受けることは普通ですが、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症する人々は、過度のストレスや生活機能の悪化の原因となる症状を進行させてしまう病状構造があることが考えられます。これらの出来事の例の一部として戦争、自然災害、暴力犯罪などの体験が挙げられます。トラウマはまた、身体的なもののみではなく、心理的起源もあります。典型的なPTSDの状況は「シェルショック」と呼ばれ、戦場の激戦下から戻った人々によく現れる症状です。
これらの人々が示す主な症状は以下の項目に関係しています:1.トラウマになった出来事の再体験、2.トラウマに関する刺激、出来事、物などを避ける回避行為、これはしばしば一般的な「無感覚」と共存、3.喚起の上昇。
トラウマ再体験の症状は主に考え事や夢の中でその出来事が再度起こる感覚を体験したり、起こりそうだ、又は起こっていると感じることです。 回避行動の症状は、考えることを拒んだり、トラウマに関係する活動、場所、出来事に関わる人を避けることです。 「無感覚」には周囲からの無関心さや隔離があり、喚起の上昇には、大きな音に対しての大げさな驚き方、苛立ち、不眠症、トラウマに名残のある出来事に対する怒りの反応です。
PTSDを抱える人々はしばしばうつ病を併発します。そして一等親内うつ病の発症はPTSDになりやすい傾向との関連が認められています。「post traumatic stress disorder and genetics」や「post traumatic stress disorder and serotonin」または「post traumatic stress disorder and brain scan」を Pub Med、米国国立医学図書館のウェブサイト上で検索すると、PTSDにおける生物学的研究について学べるでしょう。
薬と併用したカウンセリングは、トラウマの再体験が起こるということをすでに決め付けてしまっている人々の結論の再構造や、トラウマの原因は彼ら自身ではないと説得することや、トラウマはすでに終わっていて、過去の出来事だと感じられる現実に戻すためにも、とても重要なプロセスです。
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